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明治大学三曲研究部創部50周年記念演奏会奮闘記パート1 [明治大学三曲研究部]

6月12日(土)1年もの準備期間を経て明治大学三曲研究部創部50周年記念演奏会が開催されました。
50周年という長い月日を先輩から後輩へ受け継がれて来たこの邦楽クラブの伝統が一つの区切りを迎えた事実を盛大に発表しようと会場をサントリーホールに決めたのが昨年の6月でした。
会場をあれこれ物色していて、明治大学の構内にも大きなホールはあるのだが,学校の行事が優先されホールの使用時期をこちらで選択出来ない弱みがあった。新宿区内の公営ホールは予約が半年前で抽選ということでこれも準備に余裕がありません。民間のホールで良い環境の所を考えていた矢先、先輩の「サントリーホール」が使えるかもしれないという一言で全てが動き始め、内容的にもかなりレベルの高いコンサートを企画出来ると確信した瞬間でもありました。
ホール全景.jpg

夏も終わりの初秋9月クラブの箏・三絃講師金津千重子先生のご自宅を訪問し演奏曲目の相談をしました。「サントリーホールでの演奏など一生の内にあるかないかの大変貴重な経験だからなるべく多くのOBOG現役を出演させましょう!」と曲目選定よりも教え子達への声かけに熱心に取り組んでいただいたのは助かりました。このことがこんなにも多くの人が舞台に乗る演奏会になるとは夢にも思いませんでした。

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■金津先生と助演の南海佳子先生、湯井麻里子先生(奥の二人)

トリの全員合奏曲を「道灌」参加者募集曲を「千鳥の曲」と決め、卒業後も継続して楽器を演奏しているOBOGでそれぞれペアを組み6曲程集まりました。これに現役の曲、各講師の演奏を加えて計11曲が演奏曲と決まりました。

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■道灌三絃のレッスン

年が明けて2月より「道灌」のパート練習がスタートしました。金津先生のご自宅近くの集会所に集まり個別指導を受けたり、空き時間には各個人曲の練習が挟まれました。現役の皆さんにも合唱で参加いただき、最終的に「道灌」は60名もの大合奏になってしまいました。いやーこれは舞台に並べるだけでも大変だぞ!それでもサントリーホールの小ホール(ブルーローズ)は舞台幅が16mと長く奥行きも5mでしたので実際にはなんとか窮屈になること無く並びましたが……。

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3月,4月と合奏を重ね5月15日(土)に通しリハーサルを実施して楽器の出し入れ、並び、準備物などのチェックをし、サントリーホールの内部構造、楽屋割、タイムスケジュールなどを説明しました。

ロゴ.jpg
こうしていよいよ6月12日の朝を迎えたわけです。ホールは出入りが厳重に管理されていて「入館証」を受付で渡され、首からぶら下げて会場内を動き回ります。
入館証.jpg客席リハ.jpg澤村君.jpg
■三絃の調弦や演奏の助言を澤村裕司先生にお願いしました

ホールは当日しか借りてないので午前中に舞台リハーサルをすませ、午後12半より演奏開始です。演奏時間はほとんど無く、舞台上での位置決めのみになります。客席内にて箏や譜面台を組み立て調弦して舞台に上げ、終わったら次の箏……目の回るような忙しさです。

舞台リハ.jpgリハを聞く.jpg


11時30分一通りリハーサルが終わって記念撮影をパチリ!
集合写真.jpg

見よスタッフも入れて総勢100人近くがこの演奏会に参加していただきました。もう後は演奏を始めるだけです。準備としてはここが終着点。ほっとしたのか急に体が重たくなって開演前の30分は眠いこと眠いこと……。
ビデオ撮影.jpg受付.jpg

客席には撮影スタッフ、受付にもスタッフが陣取り準備は整いました。お客様が順次入り始めた頃、楽屋ではお弁当を広げてしばしの昼食タイム。さて本番が始まります。
お弁当.jpg来客入場.jpg








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