SSブログ

定期演奏会準備 [三曲あさお]

チラシ.jpg

三曲あさお第17回定期演奏会のお知らせ
三曲あさおの活動の締めくくりともいえる、定期演奏会が近づいてまいりました。
毎年毎年、演奏する曲を選定して、練習して、本番を迎える同じ事の繰り返しなのですが、練習でも本番でも新たな驚きや感動があり、(失敗も....)また次を目指して頑張りたくなります。古い古曲に限らず現代の作品も取り上げています、もう100曲以上演奏したのでしょうか。全員で合奏する曲だけでも「冬の一日」「シルクロード」「風土韻律」「津軽の四季」「オーロラ」「アクシス」「残光の彼方に」「秋麗の賦」「子供のための組曲」「ディベルティメント」などなど。どれも上手ではありませんでしたが楽しんだ事は間違いありません。

また、一人一人の力は微力でも皆で力を合わせれば立派な舞台となります。箏三味線に限らず邦楽のお稽古は先生との一対一の対面による技術習得が主で合奏を皆で楽しむという練習や演奏が無いように思います。流派を超えて皆で合奏しながら年1回の舞台目指して練習を重ねて行く三曲あさおのやり方は大変なこともありますが、一つの演奏のあり方を模索してきた結果が出てきているかなと思っております。
三曲あさおの演奏会に来場いただくお客様の数は年々増え続けています。毎年楽しみにしておりますというファン?も少なからずおり、邦楽の演奏を楽しんでいただいているようです。
思うにプロの演奏は高い技術力や突出したカリスマ性が魅力であり、アマチュアにはとても出来る事ではありませんが、舞台を構成してお客様を楽しませるという事に限ればプロもアマチュアもあまり差は無いように思います。いかにお客様に楽しんでいただくかは演奏する側の工夫次第で高いレベルの舞台が作れると確信している次第です。

今年は「邦楽曲によるお国巡り」と副題をつけましたので全部ではありませんが各曲それぞれ各地の風物、民謡、風景を織り込んでいます。舞台演出もビデオプロジェクターによる風景の投影や茶道のお点前を舞台上で実演したり、文学作品を朗読しながらの合奏と工夫を凝らしております。多くのご来場をお待ちしております。

DM折作業.jpgDM封筒入れ.jpg

定期演奏会に皆様をご招待する案内状の準備風景です。
チラシと挨拶文を印刷して、封筒に入れていきます。そして会員の松戸さんの奥様が書の専門家で、毎年鮮やかな宛名を書いていただいています。「このような立派な字で自分の名前を書いてもらい感激です」とわざわざお礼の電話をいただく事も。もはや演奏会の一部となっています。

毛筆宛名.jpg

今年の大合奏曲は川崎絵都夫作曲の「祭り幻想」を取り上げる事にしました。
この曲は「邦楽教育を推進する会」の委嘱による作品で、子供たちが邦楽器を使って合奏する為に書かれた比較的やさしい合奏曲です。とはいえ日本各地の民謡や祭りの音楽をテーマにしているため、皆知っているメロディーが次々に出てきます。音程やリズムがしっかりしていないと合奏の善し悪しが露呈してしまいます。そこで今年は練習の内容を充実させるために作曲による講習指導を企画しました。作曲者川崎絵都夫先生にあさお練習を見てもらい指導をいただくというものです。平均年齢が高く、各流派混在のアマチュア団体で上手ではありませんが....と恐る恐るお願いしたところ大変快く受諾いただき、あっさりと指導が決定しました。さーて5月2日の指導日目指して会員の練習は盛り上がりを見せています。
名称未設定-1.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。