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節分会 [尺八雑談]

平成21年も早1ヶ月余り過ぎまして今日は節分です。明日は立春、梅の花がちらほら咲き始めました。もうすぐ春ですね。
梅.jpg

ということで節分の行事「豆まき」に行ってきました。
辞書をひも解くと、節分の日に豆を撒く行事は寺社が邪気払いに行った「豆打ち」の儀式を起源とした行事で、室町時代以降の風習らしく、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、鬼にまめをぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるようです。
今年は55歳となる我が身を振り返って、無病息災はいうまでもなく、1年の無事と工房の商売繁盛を願って「福は内」と声を大にして叫ぶことのできるありがたい行事です、いそいそと出かけました。場所は麻生区にある琴平神社です。

琴平鳥居.jpg

そう大きくない境内には午後3時開始の30分前ともなると大勢の人で埋まり始めます。平日の午後ゆえお年寄りが多いのですが、無料で豆や餅、「福銭」と呼ぶお金も撒かれるので神聖な儀式というより無料配布イベントですね。私ももちろんそれも(が?)目当てですが.....。

警官.jpg
欲にかられて我れ先と殺到するため、怪我人が出ないよう警官が儀式の進行を見守ります。何か起こった時は一時中止の命令を出します。

鬼達.jpg
鬼の扮装をした人がいたので、これに向かって豆をぶつけるのかと思ったら、豆を撒く壇上に人々が殺到するのを防ぐため紅白の縄で規制線が張られているのですが、乗り越えないよう見張っているのでした。

議員さん.jpg
さて開始時刻となり、壇上には年男女の他に、何やらあちこちのポスターで見慣れた議員さんの顔が3人ほどいます。まあ、こんな所に有名なタレントなどは来ませんが、一応有名人ではありますね。

群衆①.jpg
さあ!始まった。夢中でカメラのシャッターをと思いましたが、気がつけば乱舞する豆の袋を追っておりました。敬老精神のかけらもないほど無惨な豆の奪い合いにお婆さんが「年齢と男女を分けた柵を設けてくれないと取れないよ!」でもご安心あれ、この日は30分おきに3回豆まきがあるようなので、いい場所に並べば少しは獲得出来るよと宮司さんがやさしく声をかけておりました。
群衆②.jpg

暖かな日でポケットの中も福豆でいっぱいになり、心も温かくなった初春の一日でした。
うん?何か変だなあ神社で豆まきを行うのはいいのですが、豆一粒一粒では取りにくいので袋に入っている(散乱しないので奇麗で掃除も楽?)と鬼にぶつける効果はいかがなものか?豆を撒くというより、豆に群がる人に豆をぶつけてるような......(我々は鬼か?)
豆を持ち帰り家で撒くということかな?
もちろんその夜は我が家も豆まきで1年の無病息災を願ったのは言うまでもありません。


獲得した豆.jpg




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